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KAGO

第3章 猟奇事件

気がつくと、僕はいつの間にかある扉の前に立っていた。


(あれ…なんで僕はここにいるんだ?)


さっきまで美咲と話していたのに、いつの間にこんな所へ?
記憶を遡ってみるが思い出せない。

とりあえず目の前の扉を開けると、真っ先に大きなピアノが目に飛び込んできた。
誰かが弾いている気配はない。
部屋の中に入るとアンティーク調の家具が置かれていた。


(この風景、前にもどこかで見たことあるような…)

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