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KAGO

第6章 夢の続き

「圭介くん!」
「すみません!どうしても確かめたいことがあるんです!」

僕は靴を手に持って階段を上がった。


「だめよ!圭介くん、勇也はっ……!」


ドアを開けると、そこには誰もいなかった。


「……どういうことですか、勇也は?」

問いつめると、おばさんは突然泣き崩れた。


「勇也はどこにいるんですか!?」
「勇也はあの日からっ……おかしくなってしまったのよ!」
「あの日…?」

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