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ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「儀式が終わったな、二十歳の祝にこの血を飲むがいい」


ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝは腕を少し斬り、血を受け皿に入れてハイメルに渡した



ハイメル「この血は？」



ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「この血を飲む事で私の力が更に強力になるだろう」



ハイメルは受け皿に入った血を飲むと力が増したように感じ取れた




その後、自宅に戻ったハイメルは一人前になったかどうか確かめる為に親指を噛んで血を出血させた後、悪魔召喚の呼び文字を床に描く、そして全ての文字を床に描いてしばらく待つと何かがその文字から現れた




？？？「この幽霊族であるソダンを召喚する者よ！契約する並ば代償を払って貰うぞ！いや待て？上級悪魔がなぜいる？悪魔召喚は一人一体と決まっているはずだ」



ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「幽霊族？下級悪魔のくせに生意気だ！」



ソダン「私は下級悪魔ではない、幽霊だ！」



ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「・・・・ハイメル！さっさと悪魔召喚を解除しろ」



ハイメル「えっ？頑張って召喚させたのに？」


ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「こいつふざけた野郎だからさっさと契約解除だ」



ソダン「ちょっと待てよ！俺が何をした？」



ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「・・・・自分で考えろ！さぁ解除しろ」



ハイメル「はーい」



ハイメルは血を包帯で巻いて、足で契約文字を消した



ﾌﾞﾙｶﾞｲﾝ「とりあえず今のみたいな、自分の立場を大きく見せる魔物は絶対に下級悪魔がやる行為だ！」


ハイメル「えっ？だってさっきの人は幽霊だからって」