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その頃、ミストとラグナはｼﾞｬｺﾘﾇｽ家のすぐ傍まで近付いて待っていた


ラグナ「ここで何かあるのですか？」



ミスト「いいから、見てて」


しばらくすると配達屋が歩いてきたところを発見するとミストはｼﾞｬｺﾘﾇｽ家の住民に偽って配達屋からピザを受け取る


配達屋「珍しいですね、ｼﾞｬｺﾘﾇｽ家の方が外で待っているなんて」



ミスト「たまには外で待つのもアリかと思って」



配達屋「そうでしたか・・・・では8600円になります」



ラグナ(えっ？高くない？お金はどうするんだ？)



ミスト「すいません、今はお金を持ち合わせていないので後で取りに来てください」




配達屋「あっハイッ！わかりました、毎度ありがとうございます」



スタスタスタッ



ミスト「えへへ、ピザゲット！」


ラグナ「バレたらやばくない？」


ミスト「大丈夫ですよ、ｼﾞｬｺﾘﾇｽ家のみんなはそんな細かい事は気にしない性格ですから」



ラグナ「絶対に間違ってるよそれ」



ミスト「んんっ！このピザ凄く美味しいわ！とっても幸せ！」



ラグナ「これリアルに犯罪だろ・・・・」




その頃、ｼﾞｬｺﾘﾇｽ家では・・・・



ビアンカ「遅いわ、配達屋はまだ来ないのかしら？」


ｼﾞｬｺﾘﾇｽ「今日はピザ屋も混雑しているのだろう、もう少し待てば・・・・」



ジリリリリッ



ｼﾞｬｺﾘﾇｽ「ほらっ！来たぞ」



ビアンカ「もう待ちくたびれましたわ」