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チェックメイト

第10章 信じたなら その先

意外と旨かった。
なんか、化学反応起こして旨味とか出てきちゃってるのかな?

ニ「櫻井さーん♡」

ソファでくつろぐ俺の隣に座って、
俺の左肩に頭を乗せた。

「ん?どーしたよ」

ニ「ふふ♡」

凄い可愛いと思った。
きっと、抱いてもらいたいんだろうな。

「二宮」

ニ「んー?」

「好きだぞ」

ニ「本当?嬉しい♡」

ダメだ。
なに話しても、語尾に『♡』が
ついてくる。

クソ可愛い。

「二宮」

ニ「はぁい?」

「可愛いな、すっげぇ可愛い」

ニ「え~、本当に?」

出会って初めて甘えられた。

二人でデレデレして、
ベタベタして、

すっげぇ、愛しい。

ニ「ふふ」

「ふふふー」

ニ「櫻井さん♡」

目を瞑って、顎を少し上に上げた。

…ねだってんのか?
キス、してほしいのか?

顎に手を添えて…

ちゅっ、とキスを落とした。

唇を離して、目を合わせると
お互いをまた求めて深いキスをする。

ベットまで行かずに、その場で
二宮を押し倒した。

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