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チェックメイト

第11章 Are you ready?

ニ「…んふふ♡」

欲望を吐き出して、息を整えてる俺の背後で笑い声が聞こえる。

「なーに、笑ってんだよ…」

二宮のナカから、自分のソレを抜いて
横に座らせる。

ニ「秘密♡」

幸せそうに笑う二宮が、
俺が知ってる表情の中で一番可愛い。

本当、可愛いわ。

見つめていると、だんだん顔を赤くして

ニ「な、なに見てるの?」

「ははっ」

本当、可愛いなぁ…。

「ん?」

俺は目線を落として二宮のソレを見た。

ニ「へ?」

「え?イったっけ?」

二宮のソレは、萎えていた。
なんで?俺、二宮がイったとこなんて
見てないのに。


ニ「ちゃんと、イかせてもらいました」


俺に軽いお辞儀をして、
シャワーヘッドを握ってお湯を出した。


ニ「んー、ベタベタする…」

「お前さ、なんか終わった後あっさりしてない?」

終わった後のムードっつーの?
そんなのが、全くない。

ニ「え、あっさりなんてしてないよ」

その言葉に続けて、
「でも…」
と、言った。

「ん?」

ニ「やっぱり…秘密っ!」

そう言って、お湯を頭からかぶった。

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