
エスキス アムール
第20章 彼女との時間
「あぁっ、や、だめっ」
固定してずっと
何もせずに観察する。
彼女はその状態に
呼吸を乱して
腰を動かした。
「腰、動いてる」
そういえば、
だんだん目がうるうる
してきて俺を見つめた。
「触ってほしい?」
彼女は控えめにうなずいて
おねがいと、
小さな声でねだった。
その彼女の目を見ながら
そらすことなく
胸に吸い付く。
「ああっあ、んんっ」
それと同時に、
下を触れば、もうそこは
十分に濡れていた。
「すぐはいりそう」
指を二本入れて
かき回す。
彼女は身をよじって
声を荒げた。
壁をゆっくりゆっくりい
こすりあげると、
「ゃぁぁぁぁぁっ」
悲鳴にもならないような
声で腰を上げて喘ぐ
