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先生、好き…

第5章 本番後、2人っきりの音楽室



『かおり、お疲れ』


『先生、スミマセン…ピアノ、ボロボロでした。』


私は謝った。すると

『大丈夫。初めてのことばっかで、お前は緊張してたのによく頑張ったょ。ホントは歌うほうが好きなのにな。』

と、温かい言葉をかけてくれた



私が、歌好きって知ってたんだ…


―キュン―


胸が締まる感覚がした。


私、おかしい… 昨日から和也先生にドキドキしてる…

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