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先生、好き…

第5章 本番後、2人っきりの音楽室



『じゃあ、部活の時な。本当に今日はお疲れ。』

そう言って和也先生は去って行った。







私は1人ボーッとしながら考えていた。

やっぱり分かんない。
自分がおかしい…
まるで……










和也先生に恋してるみたいな感じ…



私は自分でも分かっていた。


この感情が恋の――



【好き】という感情の…


一歩前の気持ちだということ…

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