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余命二週間と言われた黒猫

第6章 おばあちゃんの裏切り

母「あんたさ、この猫拾ったんだって?」

俺「え?!」 

母「ばあちゃんから電話きたよ。あんたが拾ったこの猫あたしじゃ世話しきれないから受け取れって。」

俺「え?!なんで?!確かに一回拾ったよ!拾ったけどばあちゃんと飼えないから見捨てるしかないって!だから俺見捨てたんだよ!!!元の場所に戻したんだ!!」

















































そう、おばあちゃんはあのあとやっぱり見捨てられず拾ってしまったんだ。

でも自分が拾ったことになると俺の母親が引き取ってくれないと思い、俺のせいにしたんだ。



あのあともなかなか母は信じてくれなかったが、俺は泣きながら真実を伝えた。

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