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「そうだったんだ、、」

遥希くんは眉毛をハの字にして少し微笑んだ

「教えてくれてありがとう」

そしてわたしの頭をくしゃっと撫でる

……………………………

「叶わない恋なんかやめて…俺のこと見てよ」

……………………………

修学旅行での遥希くんのことが頭に浮かんだ

「め、迷惑かけて、ごめんね」

「そういうときはありがとうでいいの」

遥希くんはまたねと言って校舎の方に戻って行った