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先生とわたしの絶対に秘密な関係

第6章 ふたりきりの休日




「…私達ってどんな関係ですか?」


おそるおそる聞く


『どんなって…先生と生徒』


先生はあっさりそう答えた


ここで納得する訳にはいかない


「でも悠…は…わたしのこと好きですよね!?」


我ながら変なことを聞いてるってことはわかってる


でも先生とわたしの関係をきちんと先生の口から言って欲しかった


『好きだよ、でも…』


先生はわたしの目をしっかりと見つめる


『学校ではお前を特別扱いする気は無い、大事な生徒の中の1人』


そうだよね、先生と生徒のうちは普通のカップルのようにはできない


それはわかっていることだった


でもそれがどんなに辛いことか


わたしはもう少し後に知ることになる



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