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《番犬女》は俺のもの

第14章 水も滴るイイ女


女では駄目だ…力で男に敵わない。

強くならなければいけない。


「私は女になるわけにいかないんだ……!!」


弱い自分は捨ててきた筈だ。

死ぬほど鍛えたし勉強だってしてきた。


男に負けたくない、なめられたくない

そう思って憎しみを力に変えてきた。



漸く…理想の自分に近付けたと思っていたのに

高2の秋、私の前に


──篠田 零が現れた。


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