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《番犬女》は俺のもの

第5章 因縁





「──…!」


横から見ていた零


茜のその笑顔が、妙に胸を擽る──











「…あ!どうしよう遅刻しちゃう!」


「…まずいな、急いでゴミを集めよう。

──おい、お前も手伝え!」


「………(汗)」



女生徒たちにせかされて
零は慌てて袋を持った。







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