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強がり

第1章 情事


細く伸びた指が、私の体に触れていく



触ってるのかもわからないくらい


弱く


撫で回していく。



指が体に触れているだけで
おかしそうになるのを


ぐっとこらえてあなたを見つめる。


「ぁ………」


私の口から吐息が漏れたのを見て


満足そうに笑うあなた。

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