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すべてはあの日から

第3章 デート?


結局、外を歩き回る気になれず、
いつものように斎藤さんのお宅へ。


「……やっぱり、ここが一番落ち着くかな」


桜を観ながらぽつりと呟く


「俺もそう思う」

「次は桜餅作りますね」

「やった!じゃあ玉露でも用意してるかな!」


こんな平和な日常が、
ずっと続けばいいのに…


そんな暢気な考えは、あっさりと消え去ることになるなんて、

この時はまだ 知るよしもなかった

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