テキストサイズ

すべてはあの日から

第6章 夫婦のカタチ


その日だけは

お見舞いに行けなかった。


夏澄を見たら、泣いてしまいそうだったから…


もう泣くのはやめて、


笑顔でいよう、そう決めたんだ…



俺は



夏澄の笑顔が見たいんだ…




それなのに…、


俺が泣いてちゃダメだろ…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ