幼なじみ
第3章 伝えたい
はぁ、お兄ちゃんにすごい怒られたな
怖かった
部屋に戻って、早く寝ようかな
ガチャ
「よっ、窓空いてたから入った」
「夏!夜来るなんて珍しいね」
さっきはお兄ちゃんに怒られてたと
夏には話した
「でも、良かったよ
お前が全部やられなくてさ」
そういえば、良かった
「夏のおかげだよ♪」
「制服大丈夫か?明日休みだからいいけど」
「うん、2枚持ってたから」
「なら、良かったよ」
夏、この頃優しいな
「そろそろ、俺戻るわ」
帰っちゃうんだ
「じゃあ、また明日」
「うんまたね」
来週まで、会えないか
そのまま、夏はなにも言わずに帰ってしまった