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幼なじみ

第3章 伝えたい



私は部屋に戻って、毛布にくるまった

「夏のバカ」

鍵閉めちゃおう

ガチャン


「はぁ、隣電気ついてる
美保ちゃんと一緒になにしてんだろ」

あーもぅ!気になるよ


いるのかなまだ...


トントン!トントン!

窓からだ

「開けろー桜」

私は、鍵を開けると

夏が入ってきた

「あのさ、美保ちゃんに告白された」

えっ


「それで?」

「好きなやついるからって、断った」

「へぇーそうなんだ...」

「おう...」

「それでなに?」

「いや、梓さんと歩いてたの
見たからどこかいってたのかなって」

私は、夏の質問に無視した

美保ちゃんからの告白断ったんだ
誰が好きなんだろ


「そろそろ、お風呂だから」

「あぁーわるい、話したいから
まだダメ」

なに話したいの...
私、今日言ってみようかな
好きって冗談ぽく


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