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幼なじみ

第1章 幼なじみの彼



風が顔に当たって
前髪があがるなー

崩れる~…

あっ、夏の背中にくっつけば
私は、夏の背中に顔をつけた

「あっ?なにやってんだよ」

「風が強くて前髪が崩れるのー」

「ふーん、後で飲み物おごれよ
俺の背中貸したんだから」

えー!ひどーい!

「やだ」

「だめ、なら貸さない」

「奢る」

「よし」

そんなことをしてるうちに
学校についた

「今日、帰りも部活あるから
見にきたいなら来いよ
その後、一緒に帰ろう」

夏がいつも、一緒に帰ろうと言う理由は
私が中学の時にレイプされたから

「うん、今日は音楽室いくからいい」

「また、ピアノか」

「うん」

ピアノ弾くことが好きだから

「じゃあ、迎えいくから音楽室ね」

そして、教室に入った
夏とは同じ教室だから
何かあったときは話せる

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