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「桜を、夏から奪うために
戻ってきたんだからさ」

えっ、

「桜は、俺の彼女になったんだ
お前にあげる気はないよ」

夏は私を抱き寄せた


「やっぱりか、でも
必ず奪うから楽しみにしてなよ
桜」

洸は、そのまま教室に戻っていった


「くそ」

「夏？私は、ずっと夏の所にいるよ」

夏は嬉しそうに私の方をみた

「あたりまえだ、やっと
付き合えたんだ」


そうだよ、私たちは
大丈夫だよね