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なんで俺なのっ!

第8章 幸せ  (完)


歩いている時はあまり話さず、ただ家に向かっているだけだった。

「えっと、ここが家です…」

俺は鍵を開けて琴弥を中に招き入れる。

「お邪魔しまーす…思ってたより広いね。」
「狭いところが苦手で。適当に座ってて…ください。」

キッチンへ向かいお茶を入れる。期限切れてなくて良かった!

「えっと、どうぞ。」

お茶をそっとテーブルに置く。

「ありがとう♪いただきまーす…ん、おいしいしあったかい。」

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