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Slow🎵Step 〜不器用な二人のラブストーリー

第3章 Step 3



翌日から佐藤が何かと話しかけてくるようになった

一果としては気が気では無かった

佐藤にはできる限り差し障りのない程度に接することにしていたが、その後も何かと話しかけて来た

翌朝、一果が登校するとロッカーの鍵が壊されていた

上履きが無い…

「山野、どうかした?」

朝練を終えたらしい佐藤が話しかけて来た

「あ… 上履き、無いの? ひでえな、鍵壊されてるじゃん」

「う、うん… 」

「後で一緒に探してやるよ… ほら、来客用のスリッパ借りて、授業始まるから行こう」

「うん、ありがとう」




翌日のお昼

あ…
お弁当が無い…

昨日はノートが無くなった

間違い無い…
やっぱり、嫌がらせだ

私、何かした?
誰がこんなこと…

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