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Slow🎵Step 〜不器用な二人のラブストーリー

第4章 Step 4



翌週も里見は来なかった

「研究室が忙しいそうだ 教授の意向でね、里見くんに任せたいプロジェクトがあるんだそうだ 暫らくは研究室に缶詰めらしい 一果には申し訳ないが家庭教師は暫らくできそうも無い、と言って来た」

「はい… 」

「一果さえ良ければなんだが、里見くんの方で誰か代わりを紹介してくれると言っているんだが、どうする? 一果」

「いえ、大丈夫です」

「暫く待ってみるか?」

「伯父様にお任せします」


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