Slow🎵Step 〜不器用な二人のラブストーリー
第9章 Step 9
「よく頑張ったね」
今イッたばかりのはずなのに一果の中の質量は全く変わらない
中に入れたまま髪を撫でて汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔に舌を這わせる
一果の中はずきずきと痛んでいる
「少し動くよ、もう少し我慢して」
え? …まだするの?
と顔に出てしまったようだ
「まだだよ、次に会うまで一果の中が俺を忘れないように記憶させる」
どれくらい時間が経ったのか、外は既に陽が落ちている
一果の中は既に感覚が無くなっていた
初めてなのに最後はバスルームで後ろから何度も何度も貫かれやっと解放された
「車で送ってく」
里見に支えられながら車に乗り込む
「ごめん、ひどくし過ぎた 今日はゆっくり休んで またメールするから… いいね」
部屋まで支えられベッドに寝かされながらまたシタくなるから、と頬にキスを落とすと名残惜しそうに部屋から出て行った