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身体が怠い… 目を閉じると思い出したくない光景がフラッシュバックする

二人の後ろ姿…

里見のメールでは一度帰宅してまた研究室に詰めると言っていた

叔母が帰ってしまうと急に手持ち無沙汰になりスマホも使えないので余計なことばかり考えてしまう

とにかく早く良くなって退院しなくては
これ以上叔母夫婦に迷惑をかけられない

起き上がれるようになったらとにかくメールだけでもしてみよう
今は里見さんの言葉を信じるしかない
佐藤くんにも連絡だけしておかなくちゃ

翌日、まだ熱は下がらなかったが体力は少しずつ回復してきた

叔母が適当に見繕って本を持って来てくれたが、医者からは熱が下がるまで安静との指示が出ていた

余程身体に応えたのか寝ては目が覚めての繰り返しが一日中続いた