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学校のワイダン

第40章 ボクのおちんちん

シコシコ、ドピュっがおかしな悪いことだから誰にも知られてはいけないと思ったのは友達も同じみたいで、誰一人そのことを口にしたヤツはいなかった。

オナニーを覚える歳は個人差があるらしいが、小学生の時にボク以外1人もしていないとは思えない前提での考えだが、もしかしたらボクだけ早熟だったのかな・・

中1コースのお悩み相談には、エッチなことを考えるとおちんちんが硬くなるので自分はおかしいのではという初級レベルのお悩みもあれば、硬くなったおちんちんを刺激したらドピュっと得体の知れないヘンな液が出たから自分はおかしな人間だというボクと同じお悩みもあった。

ボクは嬉しかった。こんなおかしなことになってるのが世界で自分ひとりだけじゃないことも分かったし、このおかしなことが何であるのかが分かったのだから。

こんなことがお悩み相談に掲載されるんだから、当時の男子はエロいくせに性知識が乏しいでしょ。なんだか微笑ましくなります。

しばらくすると、オナニーの後に罪悪感が自分を苦しめるとか、オナニーばかりしていると体に悪いし頭も悪くなるのではというお悩みもあった。

罪悪感を感じたり虚無感を感じたりは個人差があるが、なんでそれを感じるかは分からない。そのうちなくなるかも知れないという何とも残念な解答であった。罪悪感は実質解決策がないんだ、いつなくなるのかなと思ったりして。

オナニーするのは健全に成長している証だから悪いことでもないし、頭や体が悪くなることもない。むしろ溜め込む方が不健康に繋がるから適度にちゃんとオナニーをしなさいというありがたいアドバイスもあった。

中学2年生のある時、ボクは自分でオナニー禁止の誓いを立てた。

ボクは1年生のある女子に恋をしたのだ。
ちょっと自慢になるが、ボクはけっこう人気があって立候補もしてないのに投票数が多くて生徒会役員だった。
純情可憐ってカンジの少女漫画の主人公みたいな彼女とは生徒会役員としての活動を通じて知り合った。詳細はよく覚えてないけど。

またまたちょっと自慢だけどボクはけっこう勉強できたし、人に教えてあげたりもしていた。
でも優等生っぽくはない。おバカな替え歌をやったり、アニメやアイドルのことで盛り上がったりしていた。そんな優等生っぽくないとこが人気あったのかな。



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