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学校のワイダン

第40章 ボクのおちんちん

当時の優等生ってアニメとかアイドルとかの話題やおバカなことには一線を引いていて、どこか神々しい雰囲気があったからな。

ともかく、生徒役員もやって知り合ったいかにも純情可憐な年下女子に恋をした。

彼女に想いを告げるにしても今の自分はふさわくないと思った。毎日エッチなことを考えてオナニーを繰り返すような愚かで汚いヤツが彼女にふさわしいワケがない。こんな汚いヤツに告白なんてされたら純情可憐な彼女が汚れてしまうと思ったわけで・・

ボクは一大決心をした。二度とオナニーはしないと。それができて煩悩を取り除くことができたら彼女に告白しようと決めたのだ。修行だね、もう。

1月ぐらい禁欲をしたと思ったのだが、正確には半月弱ぐらいかな・・禁欲してる時って時間がスゴく長く感じるから・・。

溜め込むのは心と体によくないと中1コースのお悩み相談のアドバイスに書いてあったことは正しかった。

禁欲を続けるうちに悪いエネルギーでも溜まっていくみたいに体がだるい。考えないようにしようとしてもエッチなことしか考えられない・・

もはや夢精や暴発が起きてもおかしくないぐらいに溜まっていたある日、テレビで大人のお姉さんのパンチラが見えてしまった。

大人のお姉さんの白いパンティを見た瞬間おちんちんはもうギンギンに硬くなった。一瞬で理性も吹き飛んで、ボクはトイレに駆け込んだ。

みこすりで驚くほど大量の精液が勢いよく飛び出した。かなり溜まっていて爆発寸前だったんだろう。

スゴいカイカンの後にとてつもない罪悪感が襲ってきた。またヤッてしまった・・自分がたまらなく汚い存在に思える。

こんな汚いヤツが彼女のように純情可憐な女のコを汚してはいけない・・ボクはついに彼女に想いを告げることはなかった。

諦めがついたボクはまたオナニーと罪悪感を繰り返す毎日を送った。

試しに禁欲してみると2日が限度で溜まり過ぎておかしくなりそうだった。よくもあんなに長い期間禁欲ができたものだと自分がスゴいヤツに思えた。

結果は残念に終わったが、恋する力は不可能を可能にすると思った。
あそこでパンチラに負けて誓いを破ったのは彼女への想いがその程度だったんだと思ったボクに、そんなことないよ、あんなに長い間よくがんばったと言ってあげたい・・。

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