3月の僕たち
第2章 雑談2
昼食を済ませダイのマンションに圭一と訪れた。
上出君とハルちゃんはダイと一緒に食事をしたらしくキッチンで片付けをしていた。
慶矩は部活があるから夕方合流する。
圭一はお茶を入れてくれたダイを隣に座らせ肩を寄せて小さな本を開いて見せている。
「慶矩はいて座。ダイは?」
「知らない」
「誕生日いつ?」
「3月14日」
「ええ?」
僕が確認する。
「明日?」
「うん」
ダイがニコニコと返事をする。
「もっと早く言えよ、誕生日プレゼントくらい用意したのにぃ」
圭一はこういうところマメ。
仲間内にはとてもよく尽くすタイプ。
「で、僕は何座?」
ダイが催促する。
「あ、えっと、うお座だ」
圭一がページをぱらぱらとめくる。
「いて座とうお座・・・相性が良くないんだぁ」
「え?そうなの?」
「おう、ダイが苦労する相性らしいぞ」
「うん、そうかなって予感はある」
「分かっていて付き合い始めたんだ?」
「まあね・・・でも慶矩君も頑張っているよ」
圭一は少し意外だという表情をしている。
上出君とハルちゃんはダイと一緒に食事をしたらしくキッチンで片付けをしていた。
慶矩は部活があるから夕方合流する。
圭一はお茶を入れてくれたダイを隣に座らせ肩を寄せて小さな本を開いて見せている。
「慶矩はいて座。ダイは?」
「知らない」
「誕生日いつ?」
「3月14日」
「ええ?」
僕が確認する。
「明日?」
「うん」
ダイがニコニコと返事をする。
「もっと早く言えよ、誕生日プレゼントくらい用意したのにぃ」
圭一はこういうところマメ。
仲間内にはとてもよく尽くすタイプ。
「で、僕は何座?」
ダイが催促する。
「あ、えっと、うお座だ」
圭一がページをぱらぱらとめくる。
「いて座とうお座・・・相性が良くないんだぁ」
「え?そうなの?」
「おう、ダイが苦労する相性らしいぞ」
「うん、そうかなって予感はある」
「分かっていて付き合い始めたんだ?」
「まあね・・・でも慶矩君も頑張っているよ」
圭一は少し意外だという表情をしている。