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3月の僕たち

第3章 雑談3

そう、今夜は明日のフォンデュパーティー準備のためにみんなでお泊りすることになっている。

ついでに慶矩はダイのお誕生日を皆でカウントダウンする心づもりだったようだ。


「お、ダイ。やぁ~らしいぃな慶矩と二人部屋かぁ」

「そんなつもりじゃ」


 ダイが真っ赤になっている。なんて可愛そうなことするんだろう。
デリカシーのない・・・いや、イケずな奴。



「じゃあ犬養兄弟、岡田兄弟、その他という部屋割りにするかい?」 


僕が圭一に冷たく言い放つと、圭一より先に上出君が反応した。



「ダイさんの案でいきましょう!!」



部屋割りが決まると夕食までしばし自由時間。


 

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