3月の僕たち
第5章 雑談5
その後皆で1時間ほどワイワイやっていた。
「来週には荷物入れられるらしいけど・・・」
ダイと圭一と僕の3人の下宿先は、ハルちゃんのお兄さんで圭一の義兄にもなる聡さんが住んでいた3DKのマンション。
一人暮らしにしては贅沢だと思ったが、もとは彰さん(ハルちゃんの2番目のお兄さん)と二人で生活していたらしいが、彰さんが留学を機に出て以来一人で住んでいたらしい。
この度圭一のお姉さんと二人で生活するために新しいマンションを借り、今までの大学近くの部屋に圭一とダイが住むことになった。
僕も学部は違うけれど圭一と同じ大学だということで一緒に下宿させてもらえる運びとなった。
先日下見に行ってきたが、ファミリー向けマンションで隣近所は普通の家族世帯らしい。
男子学生が3人住むには贅沢な下宿だ。
すっかり3人で下宿のことで話し込んでいたら、慶矩がソファで寝てしまった。
「僕ももう休ませていただきます」
といってハルちゃんが立ち上がると、上出君も「お先に」と当たり前のように立った。
「おやすみ。僕たちはもう少し話してからにするよ」
「おやすみなさい」
そういってハルちゃんたちがリビングを出て行った。
「慶矩くん、部屋へ行って寝なよ」
「このままでいい・・・」
そういってダイの腰辺りに巻き付いて眠っている。
「来週には荷物入れられるらしいけど・・・」
ダイと圭一と僕の3人の下宿先は、ハルちゃんのお兄さんで圭一の義兄にもなる聡さんが住んでいた3DKのマンション。
一人暮らしにしては贅沢だと思ったが、もとは彰さん(ハルちゃんの2番目のお兄さん)と二人で生活していたらしいが、彰さんが留学を機に出て以来一人で住んでいたらしい。
この度圭一のお姉さんと二人で生活するために新しいマンションを借り、今までの大学近くの部屋に圭一とダイが住むことになった。
僕も学部は違うけれど圭一と同じ大学だということで一緒に下宿させてもらえる運びとなった。
先日下見に行ってきたが、ファミリー向けマンションで隣近所は普通の家族世帯らしい。
男子学生が3人住むには贅沢な下宿だ。
すっかり3人で下宿のことで話し込んでいたら、慶矩がソファで寝てしまった。
「僕ももう休ませていただきます」
といってハルちゃんが立ち上がると、上出君も「お先に」と当たり前のように立った。
「おやすみ。僕たちはもう少し話してからにするよ」
「おやすみなさい」
そういってハルちゃんたちがリビングを出て行った。
「慶矩くん、部屋へ行って寝なよ」
「このままでいい・・・」
そういってダイの腰辺りに巻き付いて眠っている。