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秘密のアルバイト

第47章 引退DVD3・・・3P(再)

「さぁ、まだ時間あるからお風呂でも入ってきて」

「始める前にちょっとのぞいたんだけど、お風呂超広いから、3人で入ろうよ」

「一緒にからんでおきながら、今さらなんだけど、お前にかずの裸見せるの嫌だなぁ」

「はぁ?本当に今さらだよな。
とにかく入ろうよ。
景色も最高なんだよ」


疲れた。
お風呂より何より、俺はこのまま少し眠りたいくらいなんだけど。
目を閉じると、体がフワッと浮いた。


「かず、寝ないで・・・3人でお風呂入るよ」

「うん・・・」


お風呂へ行くとびっくり。
凄く広くて浴槽も3人ではもったいない大きさ。
部屋と同様、窓ガラスは大きく開放的で景色も最高。
しかもジャグジー。


「はぁ・・・気持ちいいね」

「広いし景色もいいし、本当に気持ちいいね。
・・・ってか、見せつけてくれるね」

「そっか?
家にいるときはいつもこんな感じだよ。
なっ、かず・・・えっ!?寝てる?」

「いやっ・・・寝てないよ・・・」


まるで智から離すように俺の肩を抱く潤。
俺は潤の肩にもたれかかり、目を閉じていた。


「おいっ、潤!
疲れているところ悪いんだけど、ちょっと打ち合わせしたいから、出てきてくれないか」

「わかったよ・・・ったくもう・・・
二人はまだゆっくり入ってて。
智、俺のかずに手を出すんじゃないよ」

「ば~か、しねぇよ。心配すんな」

「かず、何かあったら大きな声出せよ」

「うん・・・」


大きな声って、俺女子じゃねぇし。
でも何だろう。
智の“しねぇよ・・・”って言葉が寂しく思えたのは何でだろう。


「かず、大丈夫か?」

「うん、大丈夫。ありがと」


珍しく目を反らす智。
そのまま窓から景色を眺めた。
俺も振り向き、しばらく黙って景色を眺めた。



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