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コンビニ店員と遊び人

第6章 新生活

和也sid

ちょうど寝ていたらなんとなく声がして目を開けると雅紀が帰ってきた。

でも目には涙があった。

ギュッと俺に抱きつく雅紀…

雅紀「和…」

和也「ん?」

雅紀「離れないでね…俺から…」

和也「えっ…?」

突然言われてびっくりした。

和也「どうしたの、雅紀?」

雅紀「だって俺…和と一緒にいられる時間少ないし和に色々任せちゃってるし…和が俺に呆れたら…」

和也「落ち着いて雅紀…」

俺は彼の背中をトントンと叩きながら話した。

和也「雅紀、心配し過ぎだよ。俺が雅紀から離れていくなんてないし、確かに一緒にいられなくて寂しい気持ちは大きいけどあなたが努力して頑張ってるのは俺が一番知ってるから…」

雅紀は顔を上げて俺はそっと頬に手をあてた。

和也「だから大丈夫だよ。安心して雅紀。」

雅紀「和…」

ギュッとまた抱きつくと、

雅紀「好き…大好き…和…」

和也「俺もだよ雅紀…大好き…」

俺たちは抱き合いながらそのまま眠ってしまった。

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