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保健室の扉の向こう

第4章 激しく揺れる心と身体


いや、絶対俺に惚れてる。


だからひょこひょこついてきたはず。


って、俺何考えてんだ。




馬鹿か…!



俺は、いつもだったらこんなことは考えないはずなのに自分が一番驚いている。


ぽろんと口から外れた。


はっ…と目を覚ますと彼女はぐったり寝そべっていた。



「だめだこりゃ…」


俺は、抱くのはまた今度とお預けをくらった。




正直、辛い。


だから、彼女を見ながら俺は、用を済ませた。



バレなければ、それでいいのだ。


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