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ありったけの「ありがとう」を君に

第10章 〜不思議な感情〜

二人で黙々と勉強をしていると
シャーペンの音と時計の針の音しか聞こえないほど
真剣な雰囲気になっていた。


明校は難関校なだけあって試験も
とてつもなく難しいが、私たちはその中でも
成績は上位だった。


特に分からない問題もなく私は
ぼーーっと理叶君の顔を見ていると.....


「あ、何かついてる??」


「え、あ、同じ問題ばっかだから
答えもある程度暗記してしまってて意味がないっていうかなんていうか.....」

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