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ありったけの「ありがとう」を君に

第10章 〜不思議な感情〜

本当はずっと分かっていたのかもしれない。
だけど、理叶君の過去に踏み込めない私がいて
この関係を壊したくなくて。


だけど今は違う。
理叶君も私を必要としてくれてるんだ。


私は自然に口が開いた。


「私も理叶君の彼女になりたいです。」


そして二人は顔を赤くしながら
見つめあって笑顔を見せた。

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