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ありったけの「ありがとう」を君に

第11章 〜少しずつ変わっていく日常〜

その後ジェットコースターを乗り終えて、二人は
無言でベンチまで向かった。


青ざめる二人。
予想していた怖さを軽々と超えていた。


「まだまだ全然乗れるわ俺。」


「一緒だねっ!あと何回乗るー?」



私たちの共通の長所は負けず嫌いなところ
なのです。


もちろんジェットコースターは
この後、一度も乗ることは一なかった。

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