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ありったけの「ありがとう」を君に

第11章 〜少しずつ変わっていく日常〜

「誰か待ってる感じ?
よかったら一緒に周ろーよ!」


断ってるのに帰ってくれなかった。
そして私から離れようとすると
手を掴んで強引に引っ張ろうとした。


「ちょっとやめてください。」

断り続けると
男達は顔付きを変えて
脅すように呟いた。


「黙ってついてこい。ちょっとでいいから。」

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