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ありったけの「ありがとう」を君に

第12章 〜未来は誰にも分からない〜

理叶君とのデートから2ヶ月がたち季節は
春から夏へと変わっていた。


高校の教室はどんだけ暑くてもクーラーを
あまりつけてくれない。
周りの生徒達も愚痴をこぼしている。


「節電ばっかしてると熱中症になるってー。」

「本当は先生もつけたいんでしょー?」


先生も同じ人間です。
否定は決してしなかった。


確かにこの暑さは
絶対にクーラーつけるべきだよ.....

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