『ありったけの「ありがとう」を君に』第12章「〜未来は誰にも分からない〜」　126ページ

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ありったけの「ありがとう」を君に

第12章〜未来は誰にも分からない〜

すると葵が珍しく携帯をずっといじってることに
気が付いた。

「葵ー。もしかして、男の子⁇」

冗談半分で聞いたつもりが
葵は少し照れながらびっくりする発言をした。

「さっきの昼休み青峰君と付き合ったんだ。」

私は青峰君といい雰囲気なのは薄々感じていたけど
いざ付き合ったと聞いたら
嬉しさと驚きで
頭がパニック状態になった。