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ありったけの「ありがとう」を君に

第14章 〜作戦開始〜

こないだ病院に行ったから
ありがとうって言ってくれたんだろな。

どんなに私の記憶がなくなっても
理叶君はいつまでも
私の知ってる理叶君だよね。


今は過去の記憶はなくても
これからの思い出は確実に記憶されるなら.....


私は過ぎ去っていく理叶君を追いかけた。


「理叶君‼︎」


振り返る理叶君。

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