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ありったけの「ありがとう」を君に

第3章 〜知るといつかは〜

「お願いします。」

その一言を聞くと理叶君は
少し照れ気味で横を向き

「何か食べに行こっか!」

と歩き始めた。

今日はデートでもあるが
私にとっては
'' 理叶君を知るチャンス ''でもあった。

最初に立ち寄ったのは
パンケーキで有名なお店だった。

「おれ、甘いものが
むっちゃ好きやねんけど大丈夫やった?」

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