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ありったけの「ありがとう」を君に

第8章 〜過去には戻れない〜

その日から俺は生きている意味が分からなくて
ただひたすらぼーーっと空を見ていた。


後悔しか残らない別れ。


家に帰ると涙が止まらなくて
会いたくて会いたくて死にそうだった。


ある日俺はふと思った。
もう恋愛はしてはいけないんだ。
今後一切恋人を悲しませないためには
誰とも付き合わなければいい。

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