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私の彼は****が好き

第11章 友カレの浮気…………?

ゆ………!? 勇人くんっ……!?


いつの間にか、ベンチにいたはずの勇人くんがツツジのすぐ向こうに立ってる。


あたしは驚きすぎて声をも出せない……。


勇人くん、すごく怖い顔であたしを見下ろしてる。なんか血の気がひいてく…………。


「…………え!?嘘っ!?マジか、てっきり変態のオッサンかと思った……」


「……っ!」


頬がカアァァっと熱くなる。


バレた……‼
てかバレてたの……!?

消えたい……っ


「……あ、あの、これは……!」


震える声で言い訳をしようとした。


でも、立ち上がったあたしに有無を言わせず、勇人くんは羽交い締めにしてきた。


「きゃ…!?」


すごい力で抱きつかれて動けない……


「ヘンタイオッサンじゃなくて女ァ?……何お前溜まってんの?」



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