
愛する君
第2章 彼からのお願い
休日、氷雨のお家に遊びに来ていた
氷雨は一人暮らしだからよく遊びに来ている
「なー、奏。」
『どうしたの?』
「奏、大好き…」
『…///』
「あ、照れてる(微笑
照れてる奏、かわいいね」
『かわいくなんかないよ…』
すると机を挟んで向かい側に座っていた氷雨が私の横に来た
そして私を抱きしめて、
「奏はすごくかわいいよ。でも自覚がないから、俺はとっても不安だよ。だから俺と約束してほしいんだ…守ってくれる?」
『約束ってなに?』
「俺以外の男と二人っきりで会わないで、あと話さないで。わかった?」
『えっ……』
「君が嫌がることはしたくないんだ。でも君が約束を守ってくれないなら話は別だよ…守ってくれるよね…?」
『う、うん…』
