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遠くて近い

第24章 名前

「はいどーぞ」

突然視界に入ってきた彼に驚きつつも渡された物を受け取る

「紅茶なんだけど、これで落ち着ける?」

「・・・ありがとう」

ニコッと笑い彼が隣に座り二人で紅茶を飲む

「美味しい・・・!」

ただの紅茶かと思ったがフルーティーな香りが匂い立つ

「うまくできたと思うんだけど気に入ってくれた?」

少し照れながら話す彼が可愛くみえる

「うん!でも作ったの?すごい!!どうやって!?」

「ありがとう・・・教えてあげるよ、その代わり聞いてもいい?」

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