テキストサイズ

遠くて近い

第27章 メガネは・・・

一通り見終わって店を出る

駅に向かって歩いていると突然雨が降り出しみるみる大雨になった

(うそー!!こんなの聞いてないよ)

駅まで20分以上もある

(お店に戻って雨宿りしよ)

歩いていた通行人も突然の雨に驚き走って何処かに雨宿りをしたり傘をさし出した

店の前につきぼーっと道を眺める

(結構濡れちゃったな・・・しかも今日あったかいって聞いたから上に着てるのワイシャツに下着だけにしたのに。寒くなってきた)

ふと顔をあげると目の前を見たことのある人が傘をさして通り過ぎようとしていた

(・・・真咲!図々しいけど、寒いし傘にいれてもらって服乾かしてもらおう)

なぜだか知らないがただ一緒にいたいと思った

図々しいけれど真咲なら聞いてくれるかな、とも思った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ