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遠くて近い

第30章 気を抜いた瞬間

何時間?何分寝ただろうか

凄まじい雷の音で目が覚める

別に雷が怖いわけじゃないけど目を瞑ってみても全く眠れない

なにもすることがなく真っ暗な空間を見つめる

ふと先程の夏樹のことを思い出した

夏樹とは今日初めて会ったけれど前から知っていた

そんな人に身体を触られた

とても強引ででもどこか寂しそうな雰囲気を纏っての愛撫

中途半端であったが感じてしまった

思い出して身体が疼いた

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