テキストサイズ

遠くて近い

第6章 繰り返される

「なにこれ・・・でも痴漢なんて最近あってないよ〜」

嘘をついた。
やはりばれたくないのも半面心配をかけたくないのも半面・・・


「ふぅーん?」

「本当だって〜、前に入れられたのかもしれないしさ。でも気持悪いね!誰が書いたのか知らないけど」

明るく振る舞うも流石に気持ち悪かった。


今まで痴漢を受け入れて来た私、だがふと我に返ると顔も知らない男に大事なところを触らせているのだ。

私、変な子だ・・・。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ