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わたしの執事さまっ!

第10章 幼馴染みとの再会

どのくらい経っただろう。

私は時計をみることもなく、ベッドに座り窓に光る星空を見上げていた。



ガチャ



「奏…」

颯太が戻ってきた。

振り返るのが怖くて、空を見上げて動くまいとしていた。

「奏…震えてる…ホントにごめんもうしないから」

後ろから颯太が私を抱きしめた。

「そのままでいいから、聞いてほしいんだ」



颯太が話す。
私は相槌も打たず、ただただ耳を傾けるばかりだった。

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